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持ち帰り容器の選び方を用途別に解説!おすすめの商品3選も紹介

持ち帰り容器

購入した料理を顧客にテイクアウトしてもらい、おいしく食べてもらうには、容器選びも重要です。では、容器を選ぶ際にはどのような点に気をつけて選べばいいのでしょうか? 

ここでは、持ち帰り容器にこだわるメリットや容器を選ぶ際のポイントなどについて解説していきます。


持ち帰り容器にこだわるメリット

テイクアウト時の持ち帰り容器を、単に「持って帰ってもらえればいい」と考える方もいるかもしれません。しかし、容器に対してわずかでもこだわりを持てば、顧客にとって利便性が高まり、以下のようなメリットが期待できます。

保温性が向上し、料理をおいしく食べてもらえる

料理はおいしく食べられるに越したことはありません。特に、料理がすぐに冷めてしまうと本来のおいしさが損なわれてしまうことは往々にしてあります。なるべく温かい状態で食べてもらいたい料理には、保温性にこだわった容器を用いることで長時間おいしさを保つことができます。
もし冷めてしまったあとでもおいしく食べてもらうために、電子レンジで温められる耐熱性のある容器を選択するのも一考です。

見た目がおしゃれだと印象に残りやすくなる

容器を選ぶ際にはデザインや色といった見た目も重要です。テイクアウト商品は料理だけでなく、容器も含めて商品なので、容器を選ぶ際には機能性だけでなくキャッチーな見た目のものを選びましょう。顧客にとって印象に残りやすいものになるでしょう。

さらに、現代ではキャッチーな商品はSNSを通じて評判が拡散されるので、「SNS映え」も商品を売るためには重要な情報となっています。容器のデザインにこだわると宣伝効果も期待できるでしょう。

エコにも貢献できる

昨今では、エコへの貢献度も店舗の取り組みとして重要な要素となっています。
プラスチック製のテイクアウト容器はゴミの増加にもつながることが問題視されているいることから、テイクアウト用の容器を自然環境に優しい木製、竹製のものを用いるのもいいでしょう。

持ち帰り容器を選ぶときのポイント

持ち帰り容器を選ぶ際には、顧客の利便性や店舗運営にあたって押さえておくべきポイントがあります。

形状

持ち帰り容器は、メニューに合致した大きさや深さはもちろんのこと、複数のおかずを詰めたメニューなら味移りを防ぐための仕切りなど、その形状に注目しましょう。
例えば、お弁当であれば仕切りがついており、なおかつ十分な深さがあるものが適しています。また、サンドウィッチなどつぶれやすいものは、元の形を崩さずに運べる形状のものを、カレーや丼ものなどでは、中皿があるとご飯と具を分けておくことができるので便利です。

機能性

テイクアウトのメニューは、持ち帰ったあとで電子レンジで温め直すことも多いものです。そのため、温かい状態で食べるメニュー用の容器には耐熱性が必須でしょう。また、サイズが大きすぎると電子レンジに入らないこともあるので、大きさにも注意する必要があります。
丼もの、麺ものは容器を手に持って食べるので、軽量かつ断熱性に優れているものがおすすめです。

コスト

容器は消耗品なので、容器にかけるコストがあまりに高すぎると売上が圧迫されてしまいます。そのため、容器にかける費用を事前に決めておき、その費用に見合った容器を選ぶことも大切です。商品原価の5%前後が費用の目安と考えるといいでしょう。
また、最初からいきなり大量に発注すると、実物が思っていたものとイメージが違っていたり保管場所が足りなくなったりするというトラブルもあるので、最初は小ロットで発注するのがおすすめです。

エコ

容器の材質にも気を配る必要があります。容器といえばプラスチックがイメージされがちですが、プラスチックは分解されにくい性質を持っているため環境に悪影響を及ぼすことが問題になっています。
なるべく木製や竹製、最近では麦を素材にした自然環境に優しい材質の容器を用いるといいでしょう。

持ち帰り容器の選び方【用途別】


テイクアウト準備の様子

持ち帰り容器は、それぞれの料理・用途に適した特徴を持つものを選ぶことが大切です。ここからは、具体例を交えた選び方を解説します。

弁当

お弁当タイプのメニューは量が多く、たくさんの料理が同時に入っています。そのため、料理が十分収まるだけの深さや、味移りを防げる仕切りがある容器が望ましいといえます。入れる料理の種類やおかずの品数に合った仕切りの数があり、盛り付けの担当者の効率面も考慮した容器を検討しましょう。

丼もの

丼ものはボリュームがあるので、容器からこぼれないようにある程度の深さがあり、安定性があるものが適しています。温かい状態で食べてもらうために、保温性もあるといいでしょう。また、買った直後に食べられない場合に備え、電子レンジで温めて食べられるよう耐熱性も備わっていれば、顧客の利便性が高まります。

カレー

カレーのテイクアウトには、ルーとライスとを分けて入れられる仕切りのあるタイプの容器が定番です。これは、麻婆丼やエスニック系の料理にも併用できます。
温かい状態で食べられるよう、冷めにくい保温性や、冷めたあとでも手軽に温められる電子レンジ対応の耐熱性素材のものが適しています。
また、油分が多いことから耐油性も備わっているとよりいいでしょう。

麺類(パスタやラーメンなど)

液体であるスープやソースが入っているので汁漏れを防ぐために、しっかりと蓋ができる容器を選びましょう。さらに、丼ものと同じく、安定性がありなおかつ底が深い容器がベストです。
さらに、中皿があると麺がのびにくくなるので、買ってすぐに食べられない顧客にも購入の選択肢が広がります。

ピザ

地面と平行して持ち歩くためには安定性が重要で、特に取っ手のついたものを選ぶと顧客も安心して持ち運ぶことができるでしょう。
また、ピザの容器は湿気がこもらないようにするために紙製のものが多くなっています。そのため、紙製であっても十分な耐水性と耐油性があるかどうかもチェックするポイントとなります。

おすすめの持ち帰り容器3選


エコ容器 BB竹バガス ランチ 200-220-3 パルプモールド フードパック クラフト色

竹とバガス(絞りカス)を材料とした容器です。バガスモールド以上の強度があり、環境にも優しい素材となっています。耐水性はあるもののコーティングがないのでご飯の付着には注意しましょう。

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デリメイト 8080 クラフト【weeco】

シンプルなデザインが魅力の弁当用の容器です。見た目もおしゃれで、カフェやデパ地下などの持ち帰り容器におすすめです。また、紙製のため環境に配慮されています。
十分な高さと安定性があるのでボリュームのあるメニューにも対応可能。また、側面につまみがあるので電子レンジで加熱したあとでも熱い思いをせずに容器を取り出すことができます。

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カレー容器 BF-213 ホワイト 本体

3マスの仕切りがあるカレー用の容器です。ルーとライスをしっかり分けることができます。カレーだけでなくパスタなどにも併用可能。電子レンジにも対応しています。

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まとめ
テイクアウトの需要が増えている昨今、料理自体以外にも容器の選定が重要です。容器を選ぶ際には、耐熱性や安定性などの機能面、話題になるようなデザイン性、エコに貢献できる材質などさまざまな点に注目する必要があります。
また、メニューによってどのような容器が適しているのかも違ってくるので、それぞれのメニューに合わせた容器を選定することが重要です。



この記事を書いた人

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

2019年折兼に営業職として入社し、名古屋支社に配属。
現場での営業経験を積んだのち、2022年に通販事業部に異動。
通販MDとして容器スタイルの掲載商品数増や、名入れスタイルの顧客対応をしています。
MDとして培った商品知識を生かした記事を執筆していきます。

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