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ワックスペーパーとは?使い方やクッキングシート・グラシン紙との違い、おすすめの商品をご紹介!

ワックスペーパー

飲食店などで使用されるワックスペーパー。よく混同されるものとしてグラシン紙やクッキングシートがあります。
この記事ではそれぞれのペーパーの違いやおすすめのワックスペーパーをご紹介します。

 


ワックスペーパーとは?

主にラッピングに使われるワックスペーパー。
デザイン性があり、また使い勝手が良いため、食べ物の包装だけでなくインテリアにも使われることがあります。

ワックスペーパーとは、紙の表面にワックスをコーティング、またはパラフィンワックスを染み込ませた紙のことです。
よって、「パラフィン紙」とも呼ばれることがあります。
ワックスは、蝋(ロウ)という火をつける「ろうそく」と同じ成分のものを使用しています。

このロウには耐油・耐水性があり、ワックスで紙をコーティングすることで「油や水を弾く」というワックスペーパーの特性を生み出しています。

一方、ワックスペーパーは火に弱く、燃えやすいという性質があります。
ワックスは60度~70度前後で溶けて染み出すため、電子レンジやオーブンの使用に向きません。
加熱に使いたい時は、クッキングシートを使います。

クッキングシートやグラシン紙との違い


クッキングシートやグラシン紙との違い

ワックスペーパーやクッキングシートなど、薄くて似たような紙はいくつもあります。
調べていくと、グラシン紙という用語も出てきますが、これらはどのような違いがあるのでしょうか。

グラシン紙との違い

結論から言うと、ワックスペーパーの原紙として主に使用される紙が「グラシン紙」です。

グラシン紙とは、紙の種類のひとつです。
「化学パルプを機械で細かくすり潰してドロドロにしたあと、高圧のローラーを使って平らでなめらかにした紙」のことです。
紙の密度が高く、ピンホールという「紙の製造過程にできる、ガスや液が吹けやすい小さな穴」が少ないことが特徴です。
よって、ワックスなど含浸に向いており、ワックスペーパーの原紙にはグラシン紙が合うとされています。

グラシン紙は何も加工されていない紙のため、耐油・耐水性や耐熱性は一切ありません。

クッキングシートとの違い

一方、クッキングシートは、グラシン紙の表面にシリコン加工した紙のことです。
クッキングシートの材質の部分に、「シリコーン樹脂加工グラシン紙」と書かれていることがあります。
紙にワックス加工したものが「ワックスペーパー」、シリコン加工したものが「クッキングシート」であり、性質も使用用途も異なります。

シリコンは熱に強く、両面シリコン加工することで電子レンジやオーブンに使用することが可能になります。
また、焦げ付き防止やこびり付き防止の効果もあるため、チーズやお餅、お菓子などさまざまな調理に最適です。

また、クッキングシートは蒸気を通しても油や汁分は通さないため、蒸し料理にも役立ちます。
布巾より清潔で、片付けも楽になるという利点があります。

ワックスペーパーの使い方

包む、巻く、敷く、仕切るなど、さまざまな使い方ができるワックスペーパー。
おしゃれなデザインが多く、お花の包み紙や、インテリアとしても活用されることもあります。

ここからは、「食品×ワックスペーパー」の使い方をご紹介いたします。

容器に敷く


容器に敷く

ワックスペーパーを容器に敷くことで、おかずの油分が直接付かず洗い物が楽になるというメリットがあります。
汁気や油分が多い料理にはもちろん、シミが残りやすくお手入れが大変な木製容器や、大事に使いたい容器を使用する場合におすすめです。

また、「お金をかけないテーブルコーディネート」としても活躍するワックスペーパー。
ワックスペーパーの柄の種類は豊富で、可愛い柄からシックな柄まで、幅広いデザインを取り入れてられています。
食器など追加で買うよりも、ワックスペーパーなら安く取り揃えられて、料理に合うデザインを選ぶことができます。

特別な加工をしなくても、お皿にただのせるだけで料理をより美味しそうに魅せてくれる、便利なアイテムです。

仕切りとして使う


仕切りとして使う

仕切りたいおかずの境目に挟んだり、ご飯とおかずを分けるために間に入れたりすることで、味移りや汁漏れを防ぐことができます。
また、お弁当カップやシリコンカップよりも、メニューに合わせてサイズや形を変えることができるというメリットがあります。
ポップな柄やキャラクター柄もあるので、特にお子様のお弁当に入れると喜ばれるのではないでしょうか。
お弁当を作る際には、ワックスペーパーを活用してみましょう。

ただし、ワックスペーパーには耐熱性がないため、お弁当を電子レンジで温めたい方は使用を控えましょう。

食品を包む


ワックスペーパーは、直接食品を包むことができます。
いつもラップやアルミホイルで包んでいただけのサンドイッチやおにぎりも、ワックスペーパーで包むことでカフェごはんのような見た目の美味しさを出すことができます。

ハンバーガーやサンドイッチなどの総菜だけでなく、手作りお菓子の包装にも向いています。
特に、くっつきやすいキャラメルなどによく使用されています。

また、ワックスペーパーには耐油性があるため、バターやチョコレートなどのお菓子の油分もしっかりガードしてくれます。

さらに、ピザやフライドチキンのような手で持って食べる料理には、ワックスペーパーを持ち手部分に巻き付けることで、手を汚さず衛生的に食事することができます。
外出先でのランチやお子様のお弁当など、「衛生面」や「汚れ」が気になる場合は、個別に包装したり、持ち手に巻いたりしましょう。

ワックスペーパーを使用する際に気を付けること

耐油・耐水性があり、デザイン性もあって便利なワックスペーパーですが、使用に注意しないといけない点もあります。
ここからは、ワックスペーパーを使う時に知っていてほしい3つの注意点についてお話します。

高温のものには使用できない

ワックスペーパーのワックスは、60度~70度前後で溶けて染み出してしまうため、電子レンジやオーブンの使用には向いていません。

代わりに、クッキングシートやオーブンシートを使用しましょう。

温かいものを入れると蒸れる可能性がある

熱い状態でラッピングしてしまうと、中で蒸気が充満し、その蒸気でお菓子がべたっとしてしまいます。
焼き菓子などをラッピングする場合は、粗熱をとってから包みましょう。

イラストや字を書き込んだりシールを貼ったりするのには不向き

ワックスがコーティングされているため、書き込むことが難しく、またシールの貼り付きも弱いです。
メッセージを残したい場合は、メッセージカードなどを利用しましょう。
また、普通のテープよりもマスキングテープの方がおすすめです。
他にも、両端をねじって留め、またリボンやホッチキスを使用するなど、中身に合わせて封をしましょう。

おすすめのワックスペーパー

ここまで、ワックスペーパーの特徴や使い方などを紹介してまいりました。
ここからは、通販サイト「容器スタイル」で購入できるおすすめのワックスペーパーをご紹介いたします。

食品シート ワックスペーパー スノーホワイト(大) 日本デキシー


食品シート ワックスペーパー スノーホワイト(大) 日本デキシー

こちらのワックスペーパーは、すでに同じサイズにカットされています。
大量にラッピングする際、同じサイズに切る必要がないため、とても便利です。
また、無地なので他のラッピングを邪魔せず、どんな時でも使用できます。
サイズは「30.6cm×27.3cm」で、大きめの焼き菓子でも十分に包装することができます。

食品シート ワックスペーパー スノーホワイト(大) 日本デキシー

クッキングシート WP3400 ワックスペーパー(ロゴ)218×250 50枚入 天満紙器


こちらは、ブラウンの英字デザインが可愛いワックスペーパーです。
こちらも「218×250mm」サイズにカットされており、切る手間を省くことができます。
この他に5種類の絵柄をご用意しており、包みたい物と合わせて絵柄をお選びいただけます。
50枚入りと使い切りやすいため、全種類揃えて使い分けもおすすめです。

クッキングシート WP3400 ワックスペーパー(ロゴ)218×250 50枚入 天満紙器

 

まとめ

クッキングシートのような似た紙と比較しながら、ワックスペーパーの特徴や使用方法についてお話しました。
「いつもとは料理の雰囲気を変えたいな」と悩んでいる方に、まずはワックスペーパーを取り入れてみませんか。
お店では、お皿の上に敷いたり、テイクアウト用のラッピングにしたりしてご使用いただけます。
ワックスペーパーの特性を生かして、可愛くラッピングし、お客様に訴求しましょう。

この記事を書いた人

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

2019年折兼に営業職として入社し、名古屋支社に配属。
現場での営業経験を積んだのち、2022年に通販事業部に異動。
通販MDとして容器スタイルの掲載商品数増や、名入れスタイルの顧客対応をしています。
MDとして培った商品知識を生かした記事を執筆していきます。

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