運営ノウハウ

  1. 容器スタイルマガジンTOP
  2. 運営ノウハウ
  3. 使い捨て手袋にはどんな種類がある?選び方やおすすめの商品を紹介

使い捨て手袋にはどんな種類がある?選び方やおすすめの商品を紹介

ビニール手袋をはめている女性

これまで以上に衛生面に意識が高まっている昨今、さまざまなシーンで使い捨て手袋を利用する機会が増えています。この流れに乗って「うちでも使い捨て手袋を利用し始めよう」という飲食店や企業は多いのではないでしょうか。

しかし、調べてみればわかるように、使い捨て手袋にも多くの種類があります。それぞれ、用途に適した商品を選ばなくてはいけません。

そこで今回は、使い捨て手袋にはどのような種類があるかご紹介します。選び方やおすすめの商品についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

使い捨て手袋とは?


紫色のプラスチック手袋をはめている様子

使い捨て手袋は、「ディスポーザブル手袋」「ディスポ手袋」とも呼ばれています。
冒頭でも触れたように、使い捨て手袋の種類はさまざまです。ただし、基本的にはすべて安全面や衛生面などの理由から、使用後はすぐに破棄することを前提とされています。

使い捨て手袋を破棄するタイミングは、使用用途によって違います。一度使ったら破棄して交換する場合もあれば、短時間で区切って交換するケースもあるでしょう。このようにこまめに交換することで、衛生的に作業に取り組むことができます。

使い捨て手袋は、薄く丈夫に作られているのが特徴です。加えて、安価な商品がほとんどなので、気軽に使用できるという利点があります。

種類については次項で詳しく解説しますが、大きくは「粉つきタイプ」か「粉なしタイプ」の2種類です。これらの違いは、「着脱のしやすさ」。粉つきタイプの商品は、比較的着脱しやすい特徴があります。

使い捨て手袋のなかには、フィット感が少なくゆったりとはめられる商品もあるので、この場合は「粉がついているかついていないか」はそれほど気にならないかもしれません。しかし、用途によっては、フィット感が高い手袋のほうが適している場合もあります。着脱が少ない作業ならストレスにはなりませんが、スピードが求められる作業などでは着脱のしやすさが不可欠なケースもあるでしょう。

このように、種類によっては、作業効率にも関わることがあります。用途に応じて適した商品を選ぶのが大切です。

使い捨て手袋の種類

ここでは、使い捨て手袋の代表的な5つの種類と、特徴をご紹介します。どういった作業に適しているのか確認し、商品選びにお役立てください。

ラテックス手袋

ラテックス手袋の素材は、天然ゴム(NR)です。柔軟性が高く滑りにくいので、細かい作業に向いています。丈夫で手の動きにも馴染むので、長時間手袋をしたままの作業でも大きなストレスを感じにくいです。

ただし、薬品・溶剤や油に弱く、アレルギー反応が出る場もあります。天然ゴムにアレルギーのある方は、次に紹介するニトリル手袋がおすすめです。

ニトリル手袋

ニトリル手袋は、合成ゴム(NBR)で作られた使い捨て手袋です。前述のラテックス手袋でアレルギーが出てしまう方のために、ラテックス手袋の代替品として利用が増えています。フィット感が高く、細かな作業などでも使いやすいのが特徴です。

柔軟性があり薬品や油にも強いので、どのような作業にも使える万能タイプですが、その分価格が高いという難点もあります

塩ビ手袋

塩ビ手袋(塩化ビニール手袋)は、PVC手袋とも呼ばれ、プラスチック手袋・ビニール手袋も含まれます。劣化しにくく、薬品や洗剤・漂白剤、油に強い特徴があり、さまざまな業種で利用されている種類です。ピッタリと着用でき指先の感覚が損なわれにくいので、美容や衛生管理といった細かい作業を要する業種にも向いています。

一方、耐熱性は低く、食品に直接触れることができないので飲食関係には不向きです。

ポリ手袋

ポリ手袋(ポリエチレン手袋)は、フィット感のないタイプで着脱しやすいのが特徴です。使い捨て手袋のなかで最も安価なので、頻繁に交換しなければいけないような作業に向いています。
薬品・溶剤や油に強く広い用途使いやすいものの、強度が低いので長時間の作業や負荷のかかる作業には不適です。

TPE手袋

TPEとは、サーモプラスチックエラストマーのことです。熱可塑性エラストマーとも呼ばれる素材で、ゴムとプラスチックの中間のような性質があります。塩ビ手袋よりフィット感は落ちますが、適度なフィット感があって使いやすいのが特徴です。

使い捨て手袋の選び方


使い捨て手袋をはめて巻きずしをつくる様子

使い捨て手袋には複数の種類があることがわかりました。では、実際に利用するとき、どういったポイントに気を付けて選べば良いでしょうか。ここでは、使い捨て手袋の選び方を4つのポイントに分けてご紹介します。

用途で選ぶ

使い捨て手袋は、素材によってそれぞれ特徴があります。どういった用途で使うかによって、適した素材のものを選ぶのが大事です。
例えば、油を扱う作業に使いたいならラテックス手袋は不向きです。交換頻度が高くコストを重視するならポリ手袋が良いでしょう。また、食品に触れられない素材もあるので、よく確認して選ばなければいけません。

粉の有無で選ぶ

粉つきタイプか粉なしタイプかで選ぶのも一つです。粉つきタイプであれば、ピッタリしたものでも着脱が容易になります。しかし、食品を扱う作業であれば、粉が混入する恐れもあるので注意が必要です。粉なしタイプは、粉つきタイプよりもフィット感が高まり、より細かい作業もしやすいですが、着脱しにくくなります。

サイズで選ぶ

使い捨て手袋はさまざまなサイズがあり、種類によってどの程度手にフィットするかも違います。フィット感の良さによって作業効率も変わるので、使用する人の手のサイズに合わせた商品を選ぶのが良いでしょう。

また、手首までのもの、二の腕までのものなど手袋の長さもさまざまです。用途に合わせて適切なサイズ・長さの商品を選びましょう。

色で選ぶ

使い捨て手袋は、半透明や乳白色のものが主流です。しかし、青や紫、ピンクなど色のついた商品も多数あります。そのため、色で選ぶのも一つです。

例えば飲食関連であれば、破れて混入した際にもわかりやすい色を選ぶのも良いですね。汚れの目立ちにくさも選択肢の一つになるでしょう

容器スタイルおすすめの使い捨て手袋3選

ここでは、容器スタイルがおすすめする使い捨て手袋を3つご紹介します。使用用途などを考慮して、最適な商品を選んでください。

【100枚入】PSニトリル手袋 ストロング 青・粉付 S T


【100枚入】PSニトリル手袋 ストロング 青・粉付 S T

合成ゴム(NBR)が素材であるニトリル手袋です。色は青、粉つきタイプとなっています。突き刺し強度と耐久性に優れたストロングタイプで、食品加工や調理にも適した商品です。ひと箱100枚入りで、手首部分から取り出すことができるのが特徴的。衛生面も安心です。ストロングのほか、ライト、レギュラーといった強度違いの商品も販売されています。

詳しく見る

PS ポリグローブライト 半透明 箱入 SS


PS ポリグローブライト 半透明 箱入 SS

ポリエチレン素材の使い捨て手袋です。外側はエンボス加工がされています。薄いのに十分な強度があり、厚めのタイプにも劣りません。伸びが良いので指先にもしっかりフィットするのが特徴です。ひと箱100枚入りで比較的安価なので、外食チェーンやスーパーの食品部門など、手袋の交換頻度が高い・使用者が多い業種に適しています。

詳しく見る

【200枚入】ポリグローブストレッチL 青


【200枚入】ポリグローブストレッチL 青

TPE(サーモプラスチックエラストマー)を素材とした手袋で、ニトリル手袋とポリ手袋の中間の立ち位置にあります。ニトリル手袋のように高いフィット感がありスタンダードな厚みなので、さまざまな作業にも対応しやすい使い捨て手袋です。
食品衛生規格に適合しているので、直接食品に触れることが可能です。青色なので、万が一手袋が混入してしまった際にも識別が可能です。

詳しく見る

まとめ
安全面・衛生面から、使う機会も増えつつある使い捨て手袋。どの使い捨て手袋を使っても同じわけではなく、それぞれの材質によって適不適があることがご理解いただけたかと思います。作業内容によっては、使ってはいけない素材のものがあったり、材質によっては怪我や火傷の恐れがあったりするので、きちんと適したものを選ばなければいけません。
適した使い捨て手袋を選ぶ際の4つのポイントに注意して、ベストな商品を見つけてくださいね。

キーワードから探す

カテゴリーで探す

タグで探す

  • オンラインショップ容器スタイル
  • Facebook
  • instagram
  • Twitter
  • YouTube